ナビゲーションをスキップ
文字サイズ
こども医療ガイドは、子供の病気や発熱・怪我、子育ての情報が簡単に見つかる、東京都管轄のWebサイトです。

背が低い-解説-

発育曲線

開く

 子供には背の高い子もいれば低い子もいます。母子健康手帳に載っている発育曲線は、100人の子供がいたらそのうち94人の子供が入る幅で描かれています。大切なのは平均からどれだけ離れているかだけではなく、それぞれのお子さんが前回の測定のときからどれだけ増えているかを見ることです。まずは自分のお子さんのこれまでの記録を発育曲線に書き込んでみましょう。
 2010年(平成22年)乳幼児身体発育調査結果にもとづく身体発育曲線等は、厚生労働省のホームページ(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001085635)からダウンロードできます。平成24年度からの母子健康手帳には、2010年調査に基づく値が現況値として掲載されています。


乳児発育曲線
幼児発育曲線

身長が低いかなと思ったら

開く

 3歳頃までは子供の身長は栄養状況に影響を受けることが大きいです。充分な食事が摂れているのかまずは見直してみましょう。体重の増え方も大事です。
 3歳を過ぎてから子供の身長は両親の身長に大きく左右されます。母子健康手帳の発育曲線の下の方に当てはまる場合であっても、発育曲線と同じカーブの増え方で、両親が小柄の場合は体質的な低身長であることが多いです。病気の心配はいりません。子供それぞれの個性と思ってください。
 極端に背が低い、背の伸び方が悪くなった、発達に遅れがある、小さく生まれて他の子供に背が追いつかない、というような場合は、検査が必要なこともあります。発育曲線を持って、かかりつけ医又はお住まいの保健所に相談をしてみてください。

背を伸ばす薬はあるの?背を伸ばすにはどうしたらいい?

開く

 体を大きくする成長ホルモンが足りない病気と診断された場合には、ホルモン注射を行うことで、他の人に比べて遅れていた背の伸び方を改善させることができます。
 背を伸ばすさまざまなサプリメントがいろいろなメディアで取り上げられていますが、現在科学的にその効果が証明されたものはありません。もちろんカルシウムが足りないことは望ましいことではありませんが、過剰に摂取しても大きく背が伸びることはありません。
 効果が明らかでないサプリメントに偏る食生活をおくるよりも、まずは規則正しい生活とバランスのとれた食事をとること、適度に運動することが何よりも大事です。

最後に

開く

 他の人に比べてお子さんの背が低いことは、ご家族にとってはとても心配なことだと思います。ですが、人の価値は身長で決まるものではありません。人それぞれの個性を生かしながら、心身ともに健やかに過ごすことが大事です。

【参考】
乳幼児身体発育評価マニュアル 国立保健医療科学院 乳幼児身体発育調査
乳幼児身体発育調査の統計学的解析とその手法及び利活用に関する研究
(H23-次世代-指定-005)
http://www.niph.go.jp/soshiki/07shougai/hatsuiku/index.files/katsuyou_130805.pdf

ページのトップへ
お医者さんを探す:外部サイトへ移動します 救急相談センター:外部サイトへ移動します