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こども医療ガイドは、子供の病気や発熱・怪我、子育ての情報が簡単に見つかる、東京都管轄のWebサイトです。

水ぼうそう〔水痘(すいとう)〕-解説-

基礎情報

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水ぼうそう〔水痘(すいとう)]ってなに?

 かゆみの強い水疱(すいほう)[水ぶくれ]ができ、とても感染力が強く次々と人にうつります。そのため保育園や幼稚園などで一気に広がってしまいます。
 人によっては症状が重くなることがあります。

緊急度は?

 軽い経過で終わる場合も多いですが、症状によって異なります。

かかりやすい季節は?

 1年中みられますが、特に冬から春にかけてです。

かかりやすい月齢/年齢は?

 10歳以下

病気の特徴

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かゆみが強い水疱(すいほう)[水ぶくれ]ができます

 潜伏期間は平均14~16日(10日未満や21日程度になる場合もある)です。1日くらいの微熱があった後、発疹はまず赤い小さな発疹から始まります。高い熱も2~5日間続きます。 病気の特徴 ※一番広がったときは色々な段階のものが存在します。
※水疱(すいほう)には強いかゆみが伴います。

原因・予防法・治療法

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原因・予防法・治療法

 水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染による病気です。鼻や喉の分泌物や、水疱(すいほう)がつぶれて飛んだしぶきの中にいるウイルスを吸い込んだりして人にうつります。また、肌がふれあったり、直接手につくことでも感染が広がります。

まめ知識

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは?

 水ぼうそう〔水痘(すいとう)]になった後、水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスは神経の中に潜みます。そして、体の抵抗力が弱くなったりすると帯状疱疹(たいじょうほうしん)という別の病気の形で症状が出てきます。水ぼうそうと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスによる病気ですが、帯状疱疹(たいじょうほうしん)は帯状に水疱(すいほう)ができ、痛みがあります。

 予防には、予防接種があります。生後12か月以降の子が対象です。
 詳細は予防接種のところを参照してください。

 治療は、かゆみが強ければ、かゆみを抑える塗り薬や飲み薬を処方します。
 体の抵抗力が弱い人、症状が重い人にはウイルスに対する薬を飲ませたり、点滴をしたりすることもあります。

対処法・家庭でのケア

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 体の抵抗力が弱い人でなければ、自然に治ることがほとんどです。
 診断された後に、本人がぐったりすることなどがあれば再度受診しましょう。

観察が大切です

 強いかゆみのある発疹です。
 発疹の状態をよく見ましょう。赤ちゃんでもかかる可能性があります。

<熱を測り、その他の全身の症状を正確に記録しましょう。>

 熱があるときは、朝・昼・夕方と1日3回測り、熱だけでなく、前回測定した時からの熱の上がり方[急に上がってきた、夕方~夜になると高熱が出る、など]にも注意してみましょう。
 発熱を伴うこともありますが、まったくでないこともあります。
  • 体温の測り方・・・脇の下は汗がたまりやすいのでよく拭き、ななめ前下の方から、脇の下の中央に体温計の先端がくるようにはさみましょう。
  • 体調のよい時に熱を測り、お子さんの平熱を知っておきましょう。
  • 観察ポイントは、発疹の状態、体温、顔色、機嫌、おしっこの量・色、食欲などです。
    口の中にも発疹がでるため、食欲が落ちることがあります。
    おしっこの量が少なく、色が濃いときには水分を多めにあげましょう。

水分補給に気をつけます

     熱が高い時は脱水症状にならないよう、まめに水分を与えましょう。
  • 湯ざまし、麦茶、乳幼児用イオン飲料、経口補水液、うすめた果汁、野菜スープなど
  •  食欲がないときは、消化がよく喉ごしのよいやわらかいものにしましょう。お子さんの食べられるものを少しずつ与えます。
    (例)おかゆ、うどん、市販の離乳食の利用など
  • アイスクリーム、プリン、ゼリーなどを与えても大丈夫です。
  •  ○ おかゆの作り方
  • 小さな土鍋を使うと簡単
  • 5分がゆは米1に対して水5~6の割合
  • レトルトを使うと簡単
 口の中に発疹がでている時は痛いので、食べたり飲んだりできずぐずりがちです。喉ごしがよく、水分が多く薄味で刺激のないものを与えましょう。
(例)ポタージュやホワイトソース、かたくり粉など使ったお料理は食べやすいです。

水ぶくれをつぶさないようにしましょう

 かゆみが強いため搔(か)かないように注意しましょう。
 かゆみを我慢できないこともあるので、つめを丸く切り清潔にしておきましょう。どうしても掻(か)いてしまうときは、薄めに包帯を巻いたり、大きめの長袖のTシャツを着せたり、赤ちゃんなら手袋をするなど工夫してみましょう。

安静を保ちましょう

 なるべく室内で静かに過ごすことが大切ですが、無理に寝かせなくても大丈夫です。
 体が楽になるまで抱っこしたり、添い寝をしたりして、お子さんが静かに休めるようにしてあげましょう。

部屋の環境に気をつけましょう

 室温は暑すぎたり、寒すぎたりしないようにしましょう。室温は秋から冬にかけては20℃前後、夏は26℃~28℃位が適温と言われていますが、基本的には大人が快適と感じる室温でよいのです。
 熱があるからと部屋を暖めすぎると室内が乾燥し、余計に辛くなることもあります。ときどき窓をあけ換気したり、ぬれタオルや洗濯物を部屋にかけて湿度を保つなど注意しましょう。加湿器を使う場合は、水をこまめに換えて清潔にしないと雑菌を部屋中にばらまいてしまうことになります。
 また、まぶしがるときは部屋を暗くします。

衣類について気をつけましょう

 熱が高い時は、布団をかけすぎたり、厚着にしないように気をつけましょう。
 背中に手を入れて汗をかいていたら着せすぎです。機嫌がよければ、普段着ている枚数で大丈夫です。

清潔にしてあげましょう

 熱があり、せき・鼻水等症状がひどい時は、お風呂を控えましょう。お風呂は体力を消耗するため、症状が悪化することもあります。
 汗をかいたら蒸しタオルで体を拭いたり、こまめに着替えさせたりして気持ちよく寝かせてあげましょう。
 熱が下がり、機嫌がもどり、元気が出てくれば、シャワーを利用して体を清潔にしましょう。
 

電子レンジを使った蒸しタオルのつくり方・・・水で硬く絞ったタオルを耐熱用(たいねつよう)のジッパー付ビニール袋にいれ、1本1~2分加熱するとできあがります。

熱があるときでも無理に冷やすことはありません

 熱で少しつらそうなら、気持ちがよいように冷やしてあげましょう。
 貼る冷却シートや氷まくらは、熱を下げる効果は期待できません。
 お子さんが嫌がらなければ額などに貼り付けて、冷たい感触で気持ちよくしてもかまいません。
 

保冷剤の小さいものや、氷を2、3個ビニール袋に入れてしっかりと口を結び、子供の靴下などに入れて、首すじや脇の下、足の付け根などにあててあげると熱が下がることもありますし、気持ちがよいです。

外出は十分休養をとって、発疹がすべてかさぶたになってからにしましょう

 発疹がすべてかさぶたになるまで感染しますので、外出するのは避けましょう。
 かさぶたになるまで、室内で静かに過ごすことが大切です。
 学校保健安全法及び保育所における感染症対策ガイドラインにより、すべての発疹がかさぶたになるまでは出席停止となります。登園・登校時に、治癒証明書等の提出が必要になる場合が多いので、保育園や学校等に確認し、かかりつけ医に相談しましょう。

外来受診時の観察ポイント

 以下の点に注意をして、お医者さんに伝えましょう。メモをしていくとよいでしょう。
 母子健康手帳も忘れずに。

  • いつから、どこに発疹ができたか
  • かゆみはどうか
  • いつからの発熱か、その後の熱の経過は
  • 症状は[発疹、機嫌、せき、鼻水、便の状態、嘔吐(おうと)]
  • 何か薬を使ったか[いつ、何を]、お薬手帳があれば持参しましょう
  • これまでに受けた予防接種は何か[何を、何回]
  • 水分、食事はとれているか?
  • おしっこは出ているか
  • 家族やお友達など周囲で流行している病気はないか

注意事項

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とても感染力が強い病気です

 感染力はとても強い(空気感染)ので、あらかじめお医者さんに電話をするか、お医者さんに行ったらすぐ「水ぼうそうかもしれない」と受付の人に伝えましょう。

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