ナビゲーションをスキップ
文字サイズ
こども医療ガイドは、子供の病気や発熱・怪我、子育ての情報が簡単に見つかる、東京都管轄のWebサイトです。

アトピー性皮膚炎-解説-

基礎情報

開く

アトピー性皮膚炎ってなに?

強いかゆみのある湿疹が慢性的にあるものです。

 アトピー性皮膚炎は良くなったり、悪くなったりしながら長く続く湿疹(しっしん)で、必ずかゆみがあります。はじまりは乳幼児期に顔や首回りから起こることが多いです。1歳までの経過は脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)という別の病気と区別がつきにくいことがあります。

まめ知識

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは?

 生後6か月頃までに多い皮膚炎の一つで、皮脂腺の活動が活発なために起こります。眉や頭皮の部分などに黄色いカサブタのようなものがこびりつくのが特徴です。生後6~12か月までに良くなります。

緊急度は?

 緊急度は高くありませんので、診療時間内に受診しましょう。

かかりやすい月齢/年齢は?

 乳幼児期に発症します。小児のアトピー性皮膚炎は7割が生後1年以内に発症し、特に6か月以内の割合が多くなっています。

かかりやすい季節は?

 夏に汗をかいて悪くなったり、冬に乾燥して悪くなることもあります。

病気の特徴

開く

病気の特徴

  • 強いかゆみの湿疹です。
  • 年齢によって起こる部位に特徴があり、1歳までは顔や頭に多く、年長になれば体全体や手足(特に関節の部分の曲げた側=屈側)に降りてきます。状態もジュクジュクしたものから、カサカサと乾燥したものになり、ゴツゴツ皮膚が硬くなったります。
  • 数か月以上にわたり(慢性的)に現れる湿疹です。

原因・予防法・治療法

開く

原因・予防法・治療法

 原因を除くことはもちろんですが、薬としては炎症をおさえるためにステロイド軟膏(なんこう)を使用します。また、乾燥を防ぐための軟膏(なんこう)も使用します。飲み薬では、抗アレルギー剤やかゆみをおさえる薬があります

対処法・家庭でのケア

開く

スキンケアが大切です

  • 毎日入浴して皮膚を清潔にしておきましょう。お湯はぬるめに、せっけんは無香料など刺激の少ないものを使います。皮膚はごしごしこすらないように洗い、洗った後の石けん分はよく洗い流しましょう。
  • 皮膚を乾燥させないように保湿クリームやローションなどを塗ります。
    かいても皮膚を傷つけないように爪は短く切りましょう。
  • 髪の毛も皮膚を刺激しないようなスタイルに。
    砂遊びの後など皮膚(特に手や指)が汚れた場合は、ぬるま湯でよく洗い流し、きれいになったら皮膚にクリームや塗り薬を塗っておきます。
  • プールや水遊びの後も、よく洗い流し、クリームなどを塗りましょう。
  • 直接日光に当たると皮膚症状が悪化することもあるので注意しましょう。
  • よくならない場合はお医者さんに相談しましょう(※ステロイド軟こう薬などが処方されることもあります)。

*ステロイドの塗り薬について
 ステロイドの塗り薬は、けっして怖いものではありません。病院で、1回で塗る量、塗る範囲、1日に塗る回数、塗り続ける期間などをしっかり指導してもらいましょう。それに則って使えば、効果はしっかり得られ、安全に使うことができます。


衣服は刺激を避け、清潔にしましょう

  • 肌に触れる下着は刺激が少なく、汗をよく吸収する木綿で柔らかな素材を選びましょう。
  • 厚着は汗をかきやすくなります。温度に合わせてこまめに調節しましょう。
  • 汗をかいたら着替えることが原則です。下着類は毎日取り替えましょう。

寝具は柔らか素材で、清潔にしましょう

  • 寝巻やシーツなどは柔らかな木綿素材にし、毛布にはカバーをかけましょう。症状の重い人は毛布は使わず、タオルケットや綿毛布にします。
  • 布団は晴れた日には干し、取り入れた後は両面に掃除機をかけましょう。症状の重い人は、できれば毎日掃除機をかけます。

注意事項

開く

注意事項

 アトピー性皮膚炎の原因として食物アレルギーによることがありますが、頻度はけっして多くありません。湿疹があると、すぐに何らかの食物が原因ではないかと考えてしまいがちですが、自己判断で食物除去(何らかの食品を一切口にしないこと)はせず、必ずお医者さんで相談をしてからにしましょう。
 母乳を与えているお母さんの食事についても同様です。

ページのトップへ
お医者さんを探す:外部サイトへ移動します 救急相談センター:外部サイトへ移動します